2014年5月11日日曜日

Magical Record 最初のステップ

iOSでSQLiteを使用していればおそらくCore Dataを使っているかと思います。
Core Dataの登場で, DBの操作はずいぶん楽になりました. ORMapperがあると楽ですよね.
Core Dataを普通に使う場合, コネクションの部分や, Contextの処理は自身で書きます
これが意外に面倒だったりします.
Core Dataを普通に利用する場合はこちらでどうぞ.(English)

Core Data


Magical Record

このCoreDataをさらにwrapするライブラリ, Magical Recordがあります.
Rubyの, Active Recordの操作感で実装できるwrapperです.
上で書いたような処理を内部でやってくれるのでデータ処理の部分のみに集中できるという利点があります
今回は導入部分のみで, 次回データ操作(DAO)の部分を扱います
DAOはこちら

ステップ

導入におけるステップです
  • CoreData.frameworkをリンク
  • Magical Recordのソースをgithubから持ってきて, プロジェクトにそのまま入れる
  • xcdatamodeldファイルを準備(ここは普通のCoreDataと同じでよい)
  • ModelファイルをXCodeから作成
  • AppDelegateにコードを書く

1, 3はCoreDataと同じです. Core Data関連は筆者の別ブログ(English)上で確認してください

AppDelegate

AppDelegateにコードを書き足します. ピュアCoreDataと比べるとずいぶんシンプルです
- (BOOL)application:(UIApplication *)application didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary *)launchOptions
{
    // Override point for customization after application launch.
    [MagicalRecord setupCoreDataStackWithStoreNamed:@"Model"];
     
    return YES;
} 

一行です. Modelのところはファイル名です. 適宜かえてください. さてこれで使用する準備は整いました. 次回は実際の操作です

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