こんにちは, 今回はWebアプリケーションのテストツール,Selenium についてです。
IE単独では,IE Automation などがありますが, クロスプラットフォームで利用できるWebテストのツールとして, 大変有名だと思います。
数回にわたり, Selenium の使い方について書いていきたいと思いますがその予告編です。
Selenium におけるテストの種類を上げてみました。私が調べたのは, 以下の4種類です。
1. Selenium IDE を使ったテスト ( Firefox のみ )
2. Selenium Standalone プログラム(java jar ファイル) を利用したテスト( IEをはじめ, Firefox, Chrome, Safariなど...) テストケースは, 1 と同じ HTMLを利用する方法
3. Selenium Standalone プログラムを利用して, テストケースはJava, C#, Pythonなどのプログラムで書く
4. Client サイド(Web Driverを利用) も Java, C#, Pythonなどで書く。
難易度順に書いてみました。 1が最弱, 4がMax
1 は, Firefox だけを利用します。UI操作と, 一部JavaScriptの知識が必要です。
2. は, Standalone jar ファイルが必要です。(1つのjarのみ) テストケースは, 1.を参考にして, HTMLで書きます。 結果もHTMLで保存できることと, ブラウザの種類をコマンドラインで指定できるところが素晴らしい。
3. は, 2 のjar ファイルを実行し, jetty Server を起動しておきます。 プログラムから, このプロセスにAttachしてテストケースを走らせます。プログラムでテストケースをつくることができます。
Javaなら, JUnit 中にプログラムを書けます。
4. は, 単独で, standalone jar ファイルの役割を Web Driver に果たしてもらうことで実行できます。
Firefox の設定は比較的簡単ですが, IEや Chrome の設定はやや面倒です。ですが, プログラム
だけで走らせることができるので, 3. の煩わしさもなく, Java なら, JUnit のプログラムを走らせるだけで, 終わりです。(コードへのリンク)
●おまけ
Selenium は, Webアプリケーションのテストです。
サーバーサイドのプログラムを走らせておき, SeleniumをClientとして,Web UI をたたいてテストしていきます。
Selenium は Client の働きをするわけです。
では, 1から順に次回より説明していきましょう。
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