前回は, Cent OS でサーバ側の設定をしました。
続いて, ソースの出し入れをする, クライアント側の設定を行います
1. Windows 7 Eclipse 編
このWindows マシンで作成したプロジェクト(Rails)をリモートLinux にPush(Check-in)します
Eclipse ですが, 4.2(Juno) では, すでにEgit がインストールされています。
ですので,何もインストールする必要はありません。 Egit は, Eclipse のプラグインです。
Subversion や, CVS のプラグインと同様, グラフィカルな操作で完結します。
ちなみに, 何も設定していなくても, ローカルリポジトリにはチェックインできます。
ただのバックアップ見たくなりますが
○サーバへの接続設定
Edit から, リモートリポジトリへは, SSHでアクセスします
このための設定をまずやります
この辺りは普通の接続設定です, IPアドレスの解決のためWindows の hosts ファイルに, 対応関係を書いて, 簡潔に接続できるようにしましょう
hosts ファイルは C:\Windows\System32\drivers\etc にあります
192.168.1.1 saori.com
とこんな感じに書きます。Permissionがかかっているので, 外すことが必要です
これで, サーバに saori.com でアクセスできるようになりました。
○SSH接続の確認
念のためサーバへアクセスできるか確認します。上のサーバにユーザ "kuroneko" でアクセスします。
Windows から, SSH に接続するには, putty もしくは, MinGW を導入してsshコマンド あたりが便利でしょうか
○キーの設定
毎回接続のたびにパスフレーズの入力をするのはあれなので, 秘密鍵をサーバへ登録してスムーズに接続を行います。
Eclipse 上で, SSH のキーセットを作成し, サーバ側に登録します
Eclipse には, SSHキーを作成するツールがついています
Window -> Preference -> General -> Network Connection -> SSH2 を開きます。
Key Management を選択し, RSA を選択, Save As をクリックして, 作成します
デフォルトでは, C:\Users\username\.ssh
に作成されます
○公開鍵 id_rsa.pub をサーバーに保存する
先ほど作成したものをサーバー側に保存します
※Windows から, scp を使いたいわけですが, うまい方法が見つからず, 結局
サーバー側の所定の位置に書き込みます(サーバーの設定は, 前回 の方で確認)
cat
id_rsa.pub >> .ssh
/authorized_keys
rm id_rsa.pub
次に, Eclipse 側に戻ります
○Local リポジトリに Push
試しにローカルリポジトリにプッシュしてみましょう。
Team -> Share Project でローカルプッシュの設定が出てきます
新しいリポジトリを作成します
workspace 上の方が無難です -> 別の場所に移して, Rails のコンソールがEclipse が使えなくなってへこみました
Finish で完了です。これでローカルリポジトリはできました。
○リモートリポジトリの設定
Eclipse で, View -> Repository View を探します(CVS, Subversion でもありましたね)
Git を開きます
Remotes というがあるので, 右クリックで追加します
設定の画面になります上の画像を見ていただければ想像がつくかもしれません
URI : リモートリポジトリのパス SSH から始めて ssh://マシン名/ディレクトリの絶対パス
Host : ホスト名
RepositoryPath : リポジトリの絶対パス .git まで
User : アクセスできるユーザ名
Password : ユーザのパスワード
これでおしまいです
成功すると, こんな感じで, リモートの下にPush, Pull が追加されます
(複数追加できます)
この状態で Team -> Commit をしてコミットしますチェックインします
なじみのありそうな画面が出てきました。コメントとチェックイン対象ファイル一覧です。
下の方に, Push the changes to upstream とありますが, これがupstream つまり リモートへのコミットです。チェックを入れると, ローカル + リモートにコミットします
今回はこれでおしまいです。
これでコマンドとか使わずにチェックインできます。
次回は, Mac にこのプロジェクトを Pull してMac 上でも開発できるようにします。
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