JSTLは, 標準的に利用されるJSP のカスタムタグです。
環境
Windows7 64bit
Eclipse 3.6
Tomcat 7
JSTL 1.1.2
Tomcatの設定がお済でない方は, 筆者の Tomcat 7 + Eclipse をご覧ください。
http://atmarkplant-dj.blogspot.com/2011/03/tomcat7-eclipse.html
手順
1. lib に必要な jar ファイルを入れる
2. プロジェクトに jar ファイルのパスを通す
3. JSTLを使った, JSP プログラムを書く
4. アクセステスト
1. lib に必要な jar ファイルを入れる
まず, Apache Taglibs のサイトより, JSTLのライブラリを落としてきます。
http://tomcat.apache.org/taglibs/index.html
最新バージョンは, 1.2 ですが, ダウンロード形式がSVN(サブバージョン)になっており,
svnのゴミファイルのお掃除が面倒なので, 1.1 をダウンロードして解凍します。
その中で使用するのは, lib フォルダの
・jstl.jar
・statndard.jar
これらjar 内には, すでに カスタムタグで使用する .tld ファイルを含んでいます。
Tomcat は, .jar 内に .tldがあると自動的に読み込みます。
では, このjar を Tomcat プロジェクトの , WEB-INF/lib に入れます。
(libフォルダない場合は作りましょう)
プロジェクトを右クリックして, プロパティよりビルドパスでjar を追加します。
3. JSTLを使った, JSP プログラムを書く
今回は, 簡単なプログラムを作成します。
<%@ page language="java" contentType="text/html; charset=windows-31j"
pageEncoding="windows-31j"%>
<%@ taglib uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core" prefix="c"%>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=windows-31j">
<title></title>
</head>
<body>
<c:set var="rena" value="松井玲奈" />
<c:out value="${rena}" />
</body>
</html>
このプログラムは, rena という変数をつくり, 表示させるだけのシンプルなものです。
Windows 用として, キャラクタなどは, Windows 仕様になっています。
さてEclipse 上の構成をちょっとお見せします。
こんな感じです。
ServletSamples\web\jsp3\test.jsp がこのプログラムです。
4. アクセステスト
では, Tomcat を起動してさっそくプログラムをテストしましょう。
http://localhost:8080/ServeletSamples/web/jsp3/test.jsp が筆者の環境です。
ServletSamples : サーブレットのプロジェクト名
web/jsp3/test.jsp : サーブレットの/ コンテキストからのパス
実行すると変数が表示されるはずです。
現在 JSPをちょっと復習しています。
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