2012年5月17日木曜日

NetBeans で PHP(デバッガー編)

前回に引き続き, NetBeans です。 PHPです。

インストールを終えました。 これで, 通常の PHPスクリプトを書く環境は整いましたが, 実際の開発環境では, やっぱり debug したい。 いや, debug がないと, きつい。 でなきゃ, Java に帰りたい。

と思うわけです。 では早速 デバッグの設定をしましょう。

※このあたりの話は, Net Beans のマニュアルに書いてあります。
(確か英語だった気がします)

1.  PHP の XDebug の設定をする(php.ini の編集)


2.  NetBeans の実行設定をする


この2つで, NetBeans 上で, PHP のデバッグができます。
(マニュアルにはごちゃごちゃ書いていましたが, 必要なことだけ書きます)


1.  PHP の XDebug の設定をする(php.ini の編集)


これは PHP の設定です。

XAMPP であれば, C:\xampp\php\php.ini   です。 PHPの設定ファイルである, php.ini を探します。

ここでは, XDebug に関する, いくつかの項目のコメントアウトをはずします。 そして一部書き換えます。

[XDebug]

zend_extension = "C:\xampp\php\ext\php_xdebug.dll"
xdebug.remote_enable = 1
xdebug.remote_handler = "dbgp"
xdebug.remote_host = "localhost"
xdebug.remote_port = 9000




この5行分です。  連続にはなっていないので, うまいこと探してください。大半は, コメントアウトをはずすだけでいけます。

xdebug.remote_enable だけ, 0 か off かになっていますので, 1に変えましょう。(onでもO.K.です)

xdebug のモジュール(dll) はXAMPPに標準装備です。

リモートデバッガーを設定するわけですね。

確認をしましょう。



<!DOCTYPE html>
<html>
    <head>
        <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
        <title></title>
    </head>
    <body>
        <?php
            echo "Hello World! This is my first PHP project!";
            phpinfo();
        ?>
    </body>
</html>



このスクリプトを実行してみましょう。(前回のプロジェクトの続きを見てください)

phpinfo();   で PHPの設定情報を閲覧します。


上記のような画面がでてきます。 この中に, XDebug に関する情報があれば, 設定がうまくいっている証拠です。

2.  NetBeans の実行設定をする


次は, NetBeans 側の設定です。

NetBeans のメニュー "ツール" -> "オプション" を開きます。

この中に PHP というオプションがあります。



この中の デバッグというタブを選択します。 ここに, デバッグ設定が書かれています。

デバッガのポートが設定してあれば O.K. です。 (9000 )

では, 早速 Debug してみましょう。 その前に, Apache は再起動してください。


ソースコードの右のほうで, クリックして, デバッグポイントをはります。

そして実行してみましょう。 この部分で止められるはずです。


設定と確認は以上です。

次回は, 勉強中の Cake PHP です。













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