こんにちは, 今回は, Linux Mint でPostgreSQLを入れてみました。
環境 : Linux Mint 11(32bit)
PostgreSQL 9.1
※ どうやら 新バージョン Mint 12 では, 9.1 が標準サポートになったようです。
Synaptic で楽々インストールできそうです。
Linux Mint の Synaptic では, 8.4のバージョンになっていました。(2011/12/02)
Postgreには, OpenSCG パッケージというのがありまして, 簡単にインストールすことができます。
http://www.openscg.com/se/ より, PostgreSQL 9.1をダウンロードします。
RedHat, SuSE用のなんかもあるみたいです, Mint は Ubuntu マークのある, debパッケージを
ダウンロードしましょう。
ダウンロードしたファイルは /tmp にありますので, どっかへ移動させましょう。
ターミナルより
sudo dpkg -i postgres_9.1.101.i386.openscg.deb
を実行して, インストールします。
これでインストールは完了です。 /opt/postgres/9.1 以下
次に初期設定を行います。 以下のコマンドを打ちます。
sudo /etc/init.d/postres-9.1-openscg start
ここでいう初期設定というのは
・ postgres ユーザの作成
・ initdb -D /opt/postgres/9.1 の実行(データベースクラスタの作成)
です。このコマンドを実行すると
ポート, デーモンにするか?, postgres ユーザの接続パスワードが聞かれるので, それぞれ入力します。(※ポートは, 5432のままでいいと思います)
これで初期設定は終了です。
・状態のテスト
では, さっそくPostgreSQLが動作しているか確認してみましょう。
現在, 普通のユーザでログインしています。上のコマンドでインストールすると, /opt/postgres/9.1
以下は, postgres ユーザの所有になっていてopen できません。
ですので, 接続には postgresユーザになる必要があります。
su -
su postgres
上記のコマンドを打ちます。 su - でルートになって, su postgres でpostgresユーザになります。
postgresユーザになった直後は, root の ~ にいるので
cd
でpostgres のcurrent に移動します。 pwd と打ったらわかりますが, ここは
/opt/postgres/9.1 になります。
環境変数を設定するために, 以下のコマンドを実行します。
./pg91-openscg.env
このファイルpg91-openscg.env には, Postgre9.1 に必要な環境変数が書いてそれをすべて
export します。($PGDATA, $PATH など)
データベースクラスタは, /opt/postgres9.1/data だとわかります。
/bin 以下にpostgres のコマンドがあります。
./pg_ctl status
を実行して, 状態を確認しましょう。 PIDと状態が出力されます。
・接続とDB の確認
./psql
を実行して, PostgreSQLサーバに接続しましょう。
\db というメタコマンドを実行すると, データベースの一覧が表示されます。
これで接続の確認終了です。
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